2010年09月20日

追憶の内訳

囚われたままの僕たちに
一つだけ、歌をください。
悲しみまみれの毎日も、歩いて行くから。

追憶は桜を切り取り、影だけここに残した。
神様の城へ着く頃は、忘れてしまうでしょう。

いびつな優しさの端っこに、
不器用な時間を縫い合わせるように、
寄り添いながらも怯えていた、あの日々に
心を揺らして、音を奏でて。
世界が鳴り出すから。
足音のリズムに、震える言葉を刻んでゆく。
それが全て。

真っ白なままのカンバスに、指先で空を描いた。
暗闇を抜けて、明日また迎えに行くでしょう。

囚われたままの僕たちに
一つだけ、歌をください。
悲しみまみれの毎日も、この手で触れて、抱きしめて、
心を揺らして、音を奏でて。
世界が鳴り出すから。
足音のリズムに、震える言葉を叫びに変えてゆける。

永遠まで届く強さで。
声は繋がるから。
泣いていた昨日を、瞼で包んだ温もり。
それが全て。
posted by b at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | words
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